アフターピルは何時間以内・いつまでに服用すればOK？期間は？

アフターピルは、種類ごとに何時間以内の服用と定められています。

しかし、「いつまでに服用すればOK？」「効果の得られる期間は？」と疑問に思いませんか？

正しい服用期間を知らないと、避妊効果が期待できないため注意が必要です。

また、72時間以降の服用は意味ないのか、知りたい方もいるかと思います。

今回は、アフターピルは何時間以内に服用するのか、いつまでに飲むのかや72時間以降の服用は意味ないのかについて解説していきます。

アフターピルを飲んだのに陽性になるかどうかも解説しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

アフターピルは何時間以内に服用する？期間は？

アフターピルは、薬の種類によって何時間以内に服用するか定められています。

また、高い避妊効果が期待できる期間も薬の種類によって変わるのです。

日本国内で主に使用されているアフターピルは、72時間以内・120時間以内に服用するものです。

服用時間による効果について、以下のように分けてそれぞれみていきましょう。

（参考1）：フィットクリニック渋谷笹塚院-エラ（緊急避妊薬）の効果や副作用について

アフターピルは12時間以内に飲めば大丈夫？

アフターピルは、まず12時間以内に飲めば高い避妊効果が期待できます。

72時間以内・120時間以内どちらの種類でも、ほぼ100％に近い避妊率であり、0％に近い妊娠率です。

服用が早ければ早いほど、高い避妊率・低い妊娠率と言われています。（参考2）：プライベートクリニック高田馬場 –アフターピルはいつまでに飲めばいいの？

24時間以内の服用で失敗することはある？

アフターピルは、24時間以内の服用で失敗することもゼロではありません。

しかし、ほぼ100％に近い避妊率・0％に近い妊娠率であることから、失敗する確率は極めて低いと考えられます。（参考3,4）

また、アフターピルは24時間以内の服用が最も高い効果が期待できるとも言われています。（参考5）

（参考3）：フィットクリニック渋谷笹塚院-エラ（緊急避妊薬）の効果や副作用について
（参考4）：メディカルメモ-アフターピルの妊娠率は経過時間で変わる！妊娠率を下げる飲み方を解説
（参考5）：みどりレディースクリニック横浜-アフターピル(緊急避妊ピル)

48時間以内の服用で効果はある？

アフターピルを48時間以内に服用した場合も、高い避妊効果が継続されています。

しかし、レボノルゲストレルなどのアフターピルは、24時間以内の服用に比べると避妊率が約1％下がり妊娠率が約1％上がってしまうのです。

避妊効果が大きく変わるわけではありませんが、できるだけ早く服用する必要があるということがわかります。

また、エラなどのアフターピルは48時間以内の服用でも、避妊率・妊娠率に変化がありません。

48時間以内の服用で高い避妊効果を期待したい場合は、120時間以内に服用するアフターピルを選択することも1つの方法です。

（参考6）：フィットクリニック渋谷笹塚院-エラ（緊急避妊薬）の効果や副作用について
（参考7）：メディカルメモ-アフターピルの妊娠率は経過時間で変わる！妊娠率を下げる飲み方を解説

72時間以内の場合は？ギリギリだとどうなる？

アフターピルの服用が72時間以内やギリギリの場合でも、避妊効果自体は高いと言えます。

しかし、レボノルゲストレルなどの7アフターピルでは、さらに避妊率が下がり妊娠率が上がってしまうのです。

24時間以内に服用する場合と比べても、妊娠するリスクが上がります。

72時間以内の服用と定められていたとしても、できるだけ早く服用することがおすすめです。

また、エラなどのアフターピルは、72時間以内の服用でも避妊率・妊娠率に変わりはありません。

（参考8）：フィットクリニック渋谷笹塚院-エラ（緊急避妊薬）の効果や副作用について
（参考9）：メディカルメモ-アフターピルの妊娠率は経過時間で変わる！妊娠率を下げる飲み方を解説

120時間以内の場合は？

アフターピルを120時間以内に服用する場合、レボノルゲストレルなどのアフターピルであると避妊率が大きく下がり妊娠率が大きく上がります。

そのため、レボノルゲストレルなどのアフターピルは、定められている72時間以内に服用をしないと、避妊率・妊娠率が大幅に変わってしまうのです。

120時間以内の服用となってしまう場合は、エラなどの定められている服用時間が長いアフターピルを選択するようにしましょう。

（参考10）：フィットクリニック渋谷笹塚院-エラ（緊急避妊薬）の効果や副作用について
（参考11）：メディカルメモ-アフターピルの妊娠率は経過時間で変わる！妊娠率を下げる飲み方を解説

アフターピルはいつまでに飲む？

アフターピルの効果を得るためには、いつまでに飲めばよいかと思われる方もいるかと思います。

まずは、アフターピルの種類ごとに定められている服用時間内に服用するようにしましょう。

服用時間が早ければ早いほどその効果に期待できるため、できるだけ早く服用することも大切です。

また、実際にアフターピルはいつまで飲むのがOKなのか、以下のように分けて解説します。

アフターピルは翌日に飲んでもOK？

アフターピルは、翌日に飲んでも効果が期待できます。

そもそも、アフターピルは「何日後までに服薬」ではなく、「何時間以内に服薬」と定められています。

翌日となると避妊失敗から24時間以内と考えられるため、アフターピルは翌日に飲んでもOKと言えるでしょう。（参考12）：フィットクリニック渋谷笹塚院-エラ（緊急避妊薬）の効果や副作用について

4日後・5日後に飲むのは？

アフターピルを4日後・5日後に飲むのは、薬の種類によっては高い避妊効果が期待できないかもしれません。

4日後・5日後を時間で表すと、「96時間以内・120時間以内」となります。

アフターピルは種類によって、72時間以内・120時間以内に飲むようにと定められています。

そのため、72時間以内のアフターピルを4日後・5日後に飲んでしまうと、高い避妊効果が期待できません。

4日後・5日後に飲むようになってしまう場合は、120時間以内に飲むようにと定められているアフターピルの処方を受けることをおすすめします。（参考13）：フィットクリニック渋谷笹塚院-エラ（緊急避妊薬）の効果や副作用について

6日・10日後は？何日後までOK？

アフターピルは、避妊に失敗してから5日後すなわち120時間以上過ぎてしまうと、高い避妊効果は期待できません。

6日・10日後となると144時間後・240時間後となり、定められている服用時間を大幅に過ぎてしまいます。

何日後までOKと定められていませんが、120時間以内の服用と定められているアフターピルであれば、5日後までに服用すれば高い避妊効果が期待できると言えるでしょう。（参考14）：フィットクリニック渋谷笹塚院-エラ（緊急避妊薬）の効果や副作用について

アフターピルは72時間以降は意味ない？

アフターピルの服用が72時間以降になったとしても、全く意味ないわけではありません。

72時間以内の服用と定められているアフターピルの場合は、避妊率は下がってしまうもののある程度の効果が期待できるとも言われています。（参考15）：東京ビジネスクリニック-アフターピルとは？効果や副作用は？

また、120時間以内の服用と定められているアフターピルの場合は、72時間以降の服用となっても120時間以内であれば問題ありません。

72時間を過ぎたら？72時間以降の効果はどうなる？

アフターピルの服用が、72時間を過ぎた場合・72時間以降の効果については以下の通りです。

（参考16）：東京ビジネスクリニック-アフターピルとは？効果や副作用は？
（参考17）：メディカルメモ-アフターピルの効果時間や服用タイミングについて解説！

アフターピルを飲んだのに陽性になることはある？

アフターピルを飲んだのに、妊娠検査薬が陽性になることもあります。

これは、アフターピルの避妊効果が100％期待できるわけではないためです。

妊娠検査薬が陽性となる主な原因として、以下の5つが考えられます。

（参考18）：エマ婦人科クリニック名古屋栄-アフターピル飲んだのに陽性

▼参考にしたページ一覧

（参考1,3,6,8,10,12,13,14）：フィットクリニック渋谷笹塚院-エラ（緊急避妊薬）の効果や副作用について
（参考2）：プライベートクリニック高田馬場 –アフターピルはいつまでに飲めばいいの？
（参考4,7,9,11）：メディカルメモ-アフターピルの妊娠率は経過時間で変わる！妊娠率を下げる飲み方を解説
（参考5）：みどりレディースクリニック横浜-アフターピル(緊急避妊ピル)
（参考15,16）：東京ビジネスクリニック-アフターピルとは？効果や副作用は？
（参考17）：メディカルメモ-アフターピルの効果時間や服用タイミングについて解説！
（参考18）：エマ婦人科クリニック名古屋栄-アフターピル飲んだのに陽性